昔ながらの日本家屋や納屋がたくさん残っている農山村。その中には、風情たっぷりの囲炉裏をかこめるところもあります。囲炉裏端にずらりと並ぶのは、お母さんの愛情がこもった手づくりの郷土料理。大分名物「団子汁」を中心に、近くの川で獲れた鮎や沢ガニ、畑から収穫したばかりの季節野菜の天ぷら、地粉のピザなどなど。パチパチはじける炭火の音、じんわりと温まる囲炉裏端で、ほっこりと心やわらぐ優しい時間が流れていきます。
囲炉裏のまわりは、まるで時がとまったような雰囲気。高い天井から吊るされた自在鉤には大きな鉄鍋が下げられ、囲炉裏端で家族みんなが寛ぐ、古き良き日本の風景が浮かんできます。炭火でじっくり火を通した鮎の塩焼きにかぶりついたり、旬の郷土料理をふるまってもらったり。囲炉裏端の温もりと、お父さんとお母さんのおもてなしに会話もつきません。和やかな団らんの後は庭先へ。きらきらと輝く満天の星空を眺めることができますよ。