(豊後高田市・杵築市・宇佐市・国東市・姫島村)

宇佐・国東エリア

宇佐・国東エリア

宇佐・国東半島エリアは、周囲に奇岩奇峰が連なり、かつて修験者たちが悟りの境地を求め、修行を重ねてきた霊験あらたかな地です。奈良時代から平安時代にかけて独自の仏教文化「六郷満山文化」が花開き、現在も脈々と受け継がれています。

豊後高田市では、市内6ヶ所にある温泉を総称して「くにさき六郷温泉」と呼んでいます。「くにさき六郷温泉」の泉質は、全て“塩類泉”です。塩類泉とは、炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・塩化物泉の3種類からなる泉質で、その全てを市内で楽しめます。 これは、世界に誇る「おんせん県おおいた」の中でも非常に珍しいとされています。

杵築市には、隠れた名湯と言われる「山香温泉」が湧いています。源泉は、鰹のような椎茸のようなふんわりとお出汁の香りがして、空気に触れると徐々に褐色の変色するという不思議な温泉です。 濃厚な食塩成分に炭酸ガス、さらに硫化水素、鉄分といったさまざまな成分が混ざり合っていて、日本でも指折り数える個性的な温泉となっています。

宇佐市には、地元の人たちとの交流が楽しい市営温泉のほか、宿泊施設で立ち寄り湯も可能な温泉もあります。

国東市にある温泉は、山々に囲まれており、季節ごとにさまざまな表情を見せてくれます。新緑の緑はもちろんですが、特に紅葉の季節は見渡す限りに彩られた山々が連なり、絶景に包まれながら温泉が楽しめます。

姫島村には“拍子水”を利用した「拍子水温泉」があります。“拍子水”は、この島に古くから伝わる「姫島七不思議」の一つで、お姫様が手拍子を打ったら湧きだしたといわれています。

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