モデルコース Model Course

つむいでつなげる「有機の里うすき」国宝臼杵石仏と臼杵城下町へ

中世から近世の歴史遺産や文化が数多く残る臼杵市は、「町興し」でなく「町残し」という精神が根付いています。
国宝鑑賞、400年来の商店街、そして有機野菜の食事。極上の臼杵に出会えます。

コース内容

1. 国宝 臼杵石仏(うすきせきぶつ)

2. 八町大路(はっちょうおおじ)

3. 豊後感動本舗

4. 二王座歴史の道

5. 臼杵城跡(臼杵公園)

6. 関青果

コース日程

START
1

国宝 臼杵石仏(うすきせきぶつ)

古園石仏大日如来像に代表される臼杵石仏(磨崖仏)は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。
その規模と数量、また彫刻の質の高さにおいて、日本を代表する石仏群であり、平成7年には磨崖仏では全国初、彫刻としても九州で初めて国宝に指定されました。
石仏群は4群に分かれ、地名によって、ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、同第2群、山王山石仏、古園石仏と名づけられました。それぞれに、傑作秀作ぞろいであり、悠久の時を見つめる表情豊かな御仏の姿は、みる者の心にやすらぎをあたえてくれます。
6月〜7月にかけては石仏公園内の蓮畑で、きれいな蓮の華が楽しめます。
また、近くの満月寺にある仁王像はとてもユーモラスな形で可愛いです。
(2020.7)

2

八町大路(はっちょうおおじ)

現在「八町大路」として親しまれている臼杵市中央通り商店街の歴史は、戦国時代のキリシタン大名大友宗麟が丹生島(現臼杵公園)に築城した約450年前まで遡ります。
当時、城下は商業都市としての機能を有していました。また、キリシタンの教会などが建てられ、南蛮文化に彩られた国際都市でした。
商店街としての本格的な形態が完成したのは、慶長5年(1600年)美濃の国(現岐阜県)より入封した稲葉貞通から始まる稲葉家の時代といわれています。
城下には八つの町が形成され商業活動が活発に行われていました。
石畳と情緒あふれる商店街です。
(2022.2)

3

豊後感動本舗

豊後感動本舗は、八町大路商店街でも新しい店のひとつです。
実際の店舗とネットの通販サイトを連携させることで、臼杵や大分県の魅力を全国に発信するために誕生しました。
店内は「ギャラリー」「カフェ」「ふぐ茶漬け専門店」「物産販売」の4つのゾーンで構成されており、定期的に展示されるアート作品の鑑賞や臼杵市が認証する「ほんまもん農産物」を使った料理が味わえます。
お薦めは臼杵市のマスコットキャラクター「ほっとさん」を焼き印にした「ほっとさんド・プレート」で、3つの具材から好きなものが選べます。
(2022.2)

4

二王座歴史の道

臼杵城のお膝元に位置する二王座は、阿蘇山の火山灰が固まってできた凝灰岩の丘で、あちこちの岩を削り取って道を通しました。狭い路地のいたるところに城下町特有の面影が残っていて、高い石垣、重厚感のある瓦屋根、白壁の建物や多くの寺院が坂道沿いに長く続きます。
旧真光寺の前は「切り通し」と呼ばれる、臼杵を代表する景観のひとつです。特に、雨が降った後の濡れた石畳は雰囲気があります。
平成5年11月には、国の都市景観100選にも選ばれています。

5

臼杵城跡(臼杵公園)

臼杵城はキリシタン大名大友宗麟により臼杵湾に浮かぶ丹生島に永禄5年(1562年)に築かれ、江戸時代は稲葉家が治める臼杵藩五万石の城として幾多の歴史を積み重ねてきました。
当時は海に囲まれた城でしたが、現在は埋立により陸続きになっています。
その城跡は現在臼杵公園として整備されており、春には約1,000の桜が咲き誇る県南有数の花見スポットとなっています。

6

関青果

店には季節の野菜や果物が並び、通りを歩く人がフラリと足を止める・・・。
今となっては珍しい町かどの風景が、ここには今も残っています。
『関青果』は、開業して半世紀になる町の八百屋さん。
2020年から「ほんまもん野菜」も販売しています。
店に並ぶのは、お嫁さんの多々良麻子さんが実際に味わって本当においしいと思った農家の野菜ばかり。
中には珍しい野菜もあるので、おいしい食べ方などを気軽に教えられるのが町の八百屋の強みです。
スーパーでは出来ない会話や交流も楽しめます。
(2022.2)

ルートマップ

toptop