大分市佐賀関4057-2
約20台
・JR日豊本線 幸崎駅から車で約25分
・東九州自動車道 大分宮河内ICから車で約40分
1901(明治34年)7月20日に点灯した県内最古の灯台。120年以上、豊予海峡を航行する船の安全を守っています。
初代のレンズは内径1mのフランス製で、1918(大正7)年に対岸の佐田岬灯台に移設されました。
2009(平成21)年にLEDへ代替わりするまでの約90年間、海を照らし続けたイギリス製の2代目レンズは、すぐそばにある天文台「関崎海星館」に展示されています。
かつて灯台守とその家族は敷地内にあった宿舎で生活し、子どもたちは片道5kmの険しい山道を毎日歩いて通学しました。
のちに南極観測船となる灯台補給船「宗谷」も関崎に寄港していたそうです。
現在は宿舎の基礎等が遺っています。
1970(昭和45)年に無人化され、年に一度、灯台の日(11月1日)前後に灯台内部が一般公開されます(雨天時中止)。
赤い鳥居のそばの駐車場から歩いて10分、海星館からは15分ほど。どちらのルートも山道ですので、歩きやすい靴と肌を露出しない服装をお勧めします。
(2021.8)