大分県佐伯市直川大字上直見字神ノ原347
JR日豊本線直川駅から国道10号を宮崎方面へ車で約1分、直川グラウンド入口
国道10号と市道神ノ原線の分岐点のすぐ右手上に大燈籠・狛犬が並び、大しめ縄の鳥居があります。その側に直見杉の元祖といわれる巨木がそびえています。樹齢約400年で本社のご神木となっています。池の小橋を渡ると112段の石段に杉並木がつづき、さらに38段登ると大しめ縄を飾った拝殿に着きます。御嶽神社は、平安時代の大同4年(809)ごろ、大庄屋甲斐家の祖先である七郎という人物が、住民にはかり氏神の社を建立したといいます。社名は明治維新まで御嶽大権現宮と称し、保元2年(1157)、伊豆の大島に流され、戦死した源為朝の武具を家臣泥谷新左衛門が持ち帰り、本社に霊として祀ったといわれています。
建立後、何度か改築、建替えを繰り返し、明治9年村社となりました。