大分県豊後大野市緒方町
JR豊肥本線緒方駅より徒歩10分
緒方町は「緒方五千石」と呼ばれるほどの米どころで、現在でも肥沃な耕地が広がる緒方平野は、町の中心部を囲むように広がっています。その緒方平野を根底から支えているものが、この農業用水路である緒方井路です。
第4代岡藩主・中川久成公の命により当時最高の技術をもって作られ、数回に渡る工事で伸び続け、1645年の緒方上井路,1671年の緒方下井路の開削により現在の緒方井路が形作られました。
のどかな農村の原風景を今に伝えるとともに、生活に密着した大事な水路として利用されています。