大分県竹田市竹田岡本地区笹牟田
JR豊肥本線 豊後竹田から 車で5分
稲葉川から取水し朝地町へ通水する若宮井路の石造水路橋のひとつ。笹無田川と市道を跨ぐこの水路は、当初、鉄管によるサイフォン方式でしたが、明治36年に腐食して決壊してしまったため、仮設の木造水路橋が架けられたのち大正4年に石造水路に替わりました。しかし、翌5年にふたたび壊れたために6年に再建され、現在も現役の水路として利用されています。
この水路橋は長さ59m、幅4m。巨大なアーチ形の橋です。平成8年に文化庁登録有形文化財となっています。