大分県杵築市大字杵築207先
近隣の市営駐車場(無料)
JR杵築駅→国東観光バスまたは大分交通バス杵築バスターミナル行きで約10分終点下車、徒歩6分
坂を下りたところに酢屋があったことから、酢屋の坂と呼ばれるようになりました。
南台の塩屋の坂と対照的に作られており、南北の高台に武家屋敷が並び、その狭間に町屋が軒を連ねるサンドイッチ型城下町の形がよくわかる杵築の代表的な坂です。この二つの坂は、江戸時代も現代も主要な通路として市民に利用されています。
土塀と石垣の調和がとれた美しい石畳の坂道で、上り詰めたところにあった広場では、騎馬、武士の共揃えの場所になっていました。
また、坂の上が広く下が狭くなっているのは、上からは攻めやすく下からは攻めにくくするために工夫された造りといわれています。