日田祇園の曳山行事 ユネスコ無形文化遺産登録決定しました!
日田祇園の曳山行事 ユネスコ無形文化遺産登録決定しました!
日本時間12月1日の午前2時過ぎ、
エチオピアで開かれているユネスコの政府間委員会で
「日田祇園の曳山行事」を含めた全国18府県33件の祭りで構成する
【山・鉾・屋台行事】が日本の地域文化の多様性を示していると
評価され、国連教育科学文化機構(ユネスコ)が定める
「無形文化遺産」に登録される事が決定しました。
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毎年7月、疫病や風水害を払うとともに安泰を祈念し、絢爛豪華な計9基の山鉾が各地区で巡行する日田夏の風物詩「日田衹園祭」。300年以上もの間受け継がれ、人々に地域への想いを奮起させてきたこのお祭りは、平成8年に国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。
そして2016年11月、「日田衹園の曳山行事」は"日本の地域文化の多様性を示す山・鉾・屋台行事"として、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が定める18府県33件の「無形文化遺産」登録勧告を受けました。
「無形文化遺産」とは、これが保護・継承されるべきものであり、世界的な文化遺産の代表として認めるものを指します。山鉾の担ぎ手やお囃子、そして人形師など一人ひとりが主役となりこの地に根付き続けるこの行事です。
無形文化遺産の登録勧告を受け、日本文化を世界に伝えていく気運とともに、2017年は7月22日・23日に控える衹園当日に向け、準備が進められていきます。