歴史ある地を巡った後は、景観美が楽しめるスポットへ。
「青の洞門」や「一目八景」など素晴らしい景勝地のある耶馬溪は、秋の紅葉シーズンには多くの観光客が訪れます。
※現在改修中工事中ですが参拝はできます
宇佐神宮は全国4万余社の八幡社の総本宮として、全国的に知られており、毎年多くの参拝者が訪れます。
725年(神亀2)応神天皇の御神霊、八幡大神を祭る本殿の一之御殿が創建されたことが始まりと伝わっています。その他、二之御殿に比売大神(ひめのおおかみ)、三之御殿に神功皇后がご祭神として祀られており、国東半島に広がる神仏習合の山岳信仰・六郷満山文化と深い関わりを持っています。
太古からの原生林に囲まれた広大な境内は澄んだ空気に包まれ、八幡造の3棟の本殿(国宝)をはじめ、神橋、呉橋(くれはし)、能楽殿、宝物殿など、歴史的・文化的に貴重な建築物が立ち並びます。
また、樹齢800年のご神木や、踏むと幸せになる「夫婦石」、ハートの形をした建造物の文様「猪目」などが点在。厄除開運・交通安全等の御神徳が高いものの、これらに限らず恋愛成就や商売繁盛など様々のお願いをされに、全国各地から多くの人が訪れます。
春には約100本のソメイヨシノが、夏には蓮の花が咲き誇り、四季折々の風情を楽しむことができます。
(2024.2)
【モノレールのご案内】
体の不自由な方・高齢の方・ベビーカーのご家族様により良いご参拝が出来ますようにモノレールの運行を行っています。また車イスの貸出(予約制)も行っております。台数に限りがありますので、ご希望の方はお問い合わせください。
菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で全国的に知られた”青の洞門”は、山国川に面してそそり立つ競秀峰の裾にあるトンネルです。
江戸時代、諸国遍歴の旅の途中この地を訪れた禅海和尚が、鎖渡しと呼ばれる難所で命を落とす人馬を見て、洞門開削工事に取り掛かり、約30年の歳月をかけて明和元年(1764年)に完成したものです。ノミと槌だけで掘り抜いた隧道の長さは約342メートル、うちトンネル部分の延長が約144メートルあります。
現在の洞門は、当時からはかなり変化しているものの、一部に明かり取り窓やノミの跡が残っており、禅海和尚の不屈の精神が偲ばれます。
紅葉の名所としても知られ、シーズンになると多くの人で賑わいます。
(2022.3)