モデルコース Model Course

国宝臼杵石仏と城下町散策コース(臼杵市)

「国宝 臼杵石仏」で知られる臼杵市。
戦国武将 大友宗麟が築城した「臼杵城跡」や狭い路のいたるところに量感溢れる門構えの武家屋敷跡が並ぶ「二王座歴史の道」など、情緒あふれるスポットが満載です。
春は、県内きっての桜の名所としても知られています。
のんびりゆったり、城下町散策を楽しみませんか。

コース内容

1. 臼杵城跡(臼杵公園)

2. 二王座歴史の道

3. 喜楽庵

4. 稲葉家下屋敷・旧平井家住宅

5. 国宝 臼杵石仏(うすきせきぶつ)

6. 臼杵 湯の里

コース日程

START
1

臼杵城跡(臼杵公園)

臼杵城はキリシタン大名大友宗麟により臼杵湾に浮かぶ丹生島に永禄5年(1562年)に築かれ、江戸時代は稲葉家が治める臼杵藩五万石の城として幾多の歴史を積み重ねてきました。
当時は海に囲まれた城でしたが、現在は埋立により陸続きになっています。
その城跡は現在臼杵公園として整備されており、春には約1,000の桜が咲き誇る県南有数の花見スポットとなっています。

2

二王座歴史の道

臼杵城のお膝元に位置する二王座は、阿蘇山の火山灰が固まってできた凝灰岩の丘で、あちこちの岩を削り取って道を通しました。狭い路地のいたるところに城下町特有の面影が残っていて、高い石垣、重厚感のある瓦屋根、白壁の建物や多くの寺院が坂道沿いに長く続きます。
旧真光寺の前は「切り通し」と呼ばれる、臼杵を代表する景観のひとつです。特に、雨が降った後の濡れた石畳は雰囲気があります。
平成5年11月には、国の都市景観100選にも選ばれています。

3

喜楽庵

創業明治11年の「喜楽庵」では、地元でとれる海の幸や山の幸などを使った地産地消の“臼杵料理”が味わえます。
豊後水道の急流にもまれた身の引き締まった魚、肥沃な農地での野菜など、旬、鮮度にこだわった素材を活かした料理を提供します。特に、冬が旬の“ふぐ料理”は、厳選されたふぐが味わえると評判です。
地元の醤油、味噌、酒と共に、先代から受け継いだ伝統料理を時代に流されず守り続けている料亭です。

4

稲葉家下屋敷・旧平井家住宅

稲葉家下屋敷は、藩置県後に東京へ居を移した旧臼杵藩主稲葉家の、里帰りのための邸宅として明治35(1902)年に建てられました。
杉や檜などの上質の素材を使用し、式台のある玄関や、書院作り奥座敷など格式の高い造りから、国登録有形文化財となっております。
また、隣接する旧平井家住宅は、江戸時代後期の建築様式を今に残す上級武家住宅です。その特徴的かつ情緒ある佇まいは、県指定有形文化財となっています。
(2022.5)

5

国宝 臼杵石仏(うすきせきぶつ)

古園石仏大日如来像に代表される臼杵石仏(磨崖仏)は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。
その規模と数量、また彫刻の質の高さにおいて、日本を代表する石仏群であり、平成7年には磨崖仏では全国初、彫刻としても九州で初めて国宝に指定されました。
石仏群は4群に分かれ、地名によって、ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、同第2群、山王山石仏、古園石仏と名づけられました。それぞれに、傑作秀作ぞろいであり、悠久の時を見つめる表情豊かな御仏の姿は、みる者の心にやすらぎをあたえてくれます。
6月〜7月にかけては石仏公園内の蓮畑で、きれいな蓮の華が楽しめます。
また、近くの満月寺にある仁王像はとてもユーモラスな形で可愛いです。
(2020.7)

6

臼杵 湯の里

地下 1300 mから湧きだし ている自然の恵みたっぷりの湯を肌で感じてみてください。
美人の湯と言われている薬師の湯は、ずっと浸かっていたくなるような湯加減で、心も体も癒されます。 
また、豊後水道で朝一に獲れた魚や新鮮野菜を使った季節料理や、一年中臼杵産の身の引き締まったトラフグが味わえる。手づくりのポン酢や特産のカボスと一緒にどうぞ。

ルートマップ

toptop