旅ライターが行く!『おんせん県おおいた おもてなしクーポンを使って、グルメにおぼれる1泊2日旅 国東半島~県南エリア編』
大分県は、温泉の源泉数・湧出量ともに日本一の「おんせん県」。
そんな日本一の温泉地、実は全国の食通を唸らせるグルメ県でもあるんです。かつて「豊国(とよのくに)」と呼ばれていた大分県。豊後水道の海の幸に、豊穣な大地と清冽な水に育まれた山の幸、そして各地で愛されたご当地グルメと、多種多彩な「おおいたグルメ」が楽しめます。
そんな「おおいたグルメ」を気軽においしく味わえる「おんせん県おおいた おもてなしクーポン」に、新たなメニューが登場!
そこで今回は、日本最大級の旅行情報誌『じゃらん』などでご活躍のライター“門田さん”に、「おんせん県おおいた おもてなしクーポン」を使った1泊2日のグルメ旅を体験してもらいました。
2020年秋に大分県から発行された「おおいたグルメBOOK」。お得な「おもてなしクーポン」と連動した新グルメから、宇佐からあげのような定場まで県内各地の全38ネタを掲載
<ライター紹介>
私が行ってきました!
門田 隆(株式会社マサカノ)
九州から関西エリアまで、編集・ライター業の他セミナー講師なども務める。お酒と地元の味をこよなく愛する観光のプロフェッショナル。
食い倒れの旅!いざ、大分へ行ってみますかぁ。
実は「からあげ」のまち、宇佐市からスタート!
大分県民のソウルフード「からあげ」。地域によってはからあげ専門店も多く、店によって個性的な発展を遂げている。宇佐市はからあげ専門店発祥の地なんだとか。これは期待できそう!
宇佐駅からはレンタカーに乗り換えて、まずはからあげクーポンを入手しに観光協会へ。
10枚綴りで1000円の宇佐からあげクーポンを握りしめ、からあげをいただきに出発!
からあげ専門店発祥の店が贈る「テイクアウトからあげ」
宇佐市観光協会から車で約15分。「からあげ専門店天下とり」に。クーポンを4枚使って「からあげ4個セット」を。味が選べるので、ド定番人気No.1の「骨なしもも」と「ピリ辛」をいただきまーす♪「骨なしもも」は創業昭和37年からの伝統の味!サクサク衣をガブリといくと、肉汁ジュワワワワー。うまし!続いて「ピリ辛」をガブリ。これ、ビール必須じゃない?ああああ、歩いてくればよかったあ。
(左)ニンニクの風味が香ばしい「骨なしもも」。(右)甘辛だれのピリピリが、なかなか後を引く「ピリ辛」。
<店舗D A T A>
からあげ専門店天下とり
住所:大分県宇佐市四日市72
電話番号:080-5800-0144
営業時間:11時30分〜~LO14時30分、17時~LO19時30分
定休日:火、不定
公式HP:http://tenka-tori.com/
山のパワスポ森林浴で心のリフレッシュ!
からあげで満たされ、夜グルメに向けて心と身体を整えに「両子寺(ふたごじ)」に。「天下とり」から車で約45分、国東半島のほぼ中央にある標高721mの両子山の中腹にある自然の中に佇むお寺だ。
奥の院の裏に通じる洞窟で、観音様に手を合わせてきました。
山岳修行の場でもあるので山の自然を存分に味わえるお寺。日常のモヤモヤが流されたよう。
<D A T A>
両子寺
住所:大分県国東市安岐町両子1548 足曳山 両子寺
電話:0978-65-0253
拝観時間:8時30分~16時30分
拝観料:300円 障害者手帳提示にて半額
公式HP:http://www.futagoji.jp
ブランド牡蠣で、ちょっと贅沢します!
ご主人いわく、海水温度が非常に適温だったことから、“濃い”味わいのカキに育っているのだとか。
続いて、茶碗蒸し。これは珍しい。地元で採れたアオサの餡がかかっている。アオサの香ばしさと濃厚な牡蠣の味がマリアージュされたクリーミー茶碗蒸し。新しい!
天ぷらは藻塩で。ああ、油との相性も良いのね、くにさきOYSTERサマ♪
旬菜(シイタケやフキなど)は太喜さんの山で採れたものだって。恵まれた土地なのです、国東。
〆は牡蠣の雑炊です。口に運ぶと思わず目を閉じてしまう。これは整うわぁ。お腹が贅沢を喜んでます。くにさきOYSTER、これはリピートせねば!です。
<DATA>
割烹 太喜
住所:大分県国東市安岐町塩屋112-16
電話:0978-67-0407
営業時間:18時〜23時
定休:月曜
公式HP:https://ok-taiki.com
待ってました!車を置いて、飲みませう。ふふふ。
牡蠣で得た幸せを抱えて、宿泊先の宇佐市へと。ホテルについて荷物を置いたら、最後の一軒へ!ああ、行きますとも。だって食い倒れですもの。
ホテルからタクシーで「個室酒場はまっち」へ。最後はビール飲みたいのです。車は置いて行きますよ。
エビマヨ、タコ唐、お刺身とメニューも豊富で、魚介も野菜も新鮮そのもの。大分県産素材にこだわってるんだって。たっぷり飲んで食べて1日の〆にぴったりのお店です!
<DATA>
個室居酒屋はまっち
住所:大分県宇佐市閤481−1
電話:0978-32-1445
営業時間:月火木日17時30分~22時30分(LO22時)、金土祝前17時30分~24時(LO23時30分)
定休:水
公式HP:http://hamacchi.com
2日目の旅の始まりはお祈りから。
昨日はたっぷり飲んだので、ホテルでバタンキューの早朝パッチリグッモーニン!朝の空気を吸い込んで、お散歩がてら旅の無事を祈りに「宇佐神宮」へ。
今日も無事に食い倒れできますように!
<DATA>
八幡総本宮 宇佐神宮
住所:大分県宇佐市南宇佐2859
電話:0978-37-0001
開門時間:【4月~9月】5時30分~19時【10月~3月】6時~19時※正月期間中を除く
公式H P:http://www.usajinguu.com
「海鮮ロール」がアツい大分の南へ、レッツゴー!
2日目のターゲットは大分県の県南エリア、佐伯市・臼杵市・津久見市で誕生した「豊後水道★海鮮ロール」。
こちら事前に県南エリア3市の観光協会でクーポンを購入するのがポイント!
事前に購入した「豊後水道★海鮮ロールクーポン(1枚1000円)」を使用して、最初は海沿いのお宿「海鮮の宿まつうら」へ。
見よ!この具の溢れっぷりを!しかもサイズ感は、いわゆる恵方巻でかぶりつく太いやつ。それも2本も。具はタイ、ぶり、アジなど近くの市場に揚がった地物ばかり。とにかく新鮮で歯応えがすごい!さらにはサザエのツボ焼きや茶碗蒸しもついているという太っ腹ぶり。魚を思いっきり食べたい!っていう方、絶対おすすめです。
<DATA>
海鮮の宿まつ浦
住所:大分県佐伯市鶴見大字地松浦550−30
電話:0972-33-1191
公式HP:http://matsuura-kaisen.com/foods.html
江戸情緒あふれる城下町散策で腹ごなし。
腹ごなしに臼杵市で立ち寄り散歩。臼杵のまちなかは、江戸初期の古絵図にある町割りが現在もそのまま。商家や武家屋敷、神社仏閣などの昔の建物が風情たっぷりに立ち並ぶ。
お土産屋もたくさんあるので、のんびりお店まわりするのも良きかな。
<DATA>
臼杵市観光情報協会(臼杵市観光交流プラザ内)
住所:大分県臼杵市大字臼杵100-2
電話:0972-64-7130
営業時間:8時30分〜17時
定休日:なし
公式H P:http://www.usuki-kanko.com/
食い倒れラストは、津久見市の「豊後水道★海鮮ロール」!
旅の締めを飾るのは、細巻き海鮮ロールで。車で約30分移動して津久見市の「新美賀久寿し」へ。こちらでも「豊後水道★海鮮ロールクーポン」を使ってと。
来ました!細巻き3種。えび、ぶり、そして津久見名物のマグロ!ネタの旨さはもちろん言わずもがな、海苔のパリッと感と立ったシャリの歯応えが小気味いい。トントン
と口に放り込んで、あっという間に完食。ごちそうさまでした〜。
<DATA>
新美賀久寿し
住所:大分県津久見市中央町23−5
電話:0972-82-2411
営業時間:10時30分〜20時
定休:水
公式HP:https://www.lets-begin.info/tsukumi/new-mikaku/
1泊2日の食い倒れ旅を終えて、大分駅から博多へと電車に乗り込む。あっという間の1泊2日、正直、こんなに食レベルが高いとは思っていなかった。都市部の飲食店では、そう食べられないグルメの数々。卓越した食材ポテンシャルと「もてなしたい」力の強い料理人のなせる技。とてもじゃないが2日じゃ終われない。また来ますよ、大分県。今度は公共交通機関で飲みまくる旅にチャレンジしよっと。
※「新型コロナウイルスの感染状況等により営業時間が変わる可能性があります。最新の営業時間は各店舗へお問い合わせください。」
※「おおいたグルメBOOK」
発行:大分県観光局観光政策課