2024年7月31日(水)~8月2日(金)
宇佐神宮(大分県宇佐市南宇佐2859)
神事として平安時代には既に斎行の記録が見られます。
三柱の御祭神(八幡大神・比売大神・神功皇后)がそれぞれの神輿にて、上宮本殿から境内の頓宮に渡御されます。頓宮で三日二夜を過ごされた後、再び上宮御本殿へと御還幸されます。
神幸行列は、猿田彦神が道案内として先頭に立ち、鮮やかな色彩の装束をまとった「蝶」「鳥」「駒(馬)」の稚児が列を成します。
続いて裃(かみしも)や直垂(ひたたれ)を着けた列奉行、太鼓・横笛・鉦を賑やかに奏でる道行囃子、三基の神輿、輿に乗った宮司と神職が従います。
中日となる8月1日は、境内の大尾山参道にて小笠原流弓馬術礼法による「流鏑馬神事」が執り行われ、2日の夜には厄除花火大会が催されるなど、境域は終日近郷遠来の参拝者で賑わいます。